シリーズA投資ラウンドにおいて5億円の資金調達を実施

2021.02.16

シリーズA投資ラウンドにおいて5億円の資金調達を実施

~ 衛星データ解析企業としては日本国内最大の調達 ~

衛星データ解析システムの開発を手がける株式会社スペースシフト(本社:東京都千代田区、代表取締役 金本成生)は、宇宙フロンティアファンド(運営:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社)、EEI4号イノベーション&インパクト投資事業有限責任組合(運営:株式会社環境エネルギー投資)、ほか1社の合計3社を引受先とする第三者割当増資により、シリーズA投資ラウンドにおいて5億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。

今回の調達が、当社にとって初めての大型資金調達となります。当社は、今回調達する資金を元に、開発体制の大幅な強化を行い、SAR(合成開口レーダー)衛星データ解析に特化したAIの開発を推進してまいります。

リリース

宇宙フロンティアファンドは、スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社がファンド運営者となり、トヨタ自動車株式会社、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行等から出資を受けて昨年6月より運用を開始した宇宙特化型のファンドです。株式会社環境エネルギー投資は、環境・エネルギー分野に特化した日本で唯一のベンチャーキャピタルであり、SAR衛星データ解析技術によりレジリエントで持続可能な社会の実現に貢献する当社のビジョンに共感したことが今回の出資のきっかけとなりました。

 近年、AIやビッグデータ処理、クラウドの普及を背景に、地球観測データの活用が様々な分野で進んでいます。これまで自動解析に活用されていた衛星データは、主に光学衛星による可視光を用いた衛星写真でしたが、スペースシフトが開発する新たな方式では、専門家でも判読が難しいとされるSAR衛星の画像をAIによって自動解析することを可能にしています。SAR衛星は光学衛星と異なり、衛星から発するマイクロ波の反射により地表を見るため、独特なノイズがある画像になり、地表の様子を判読するためには特殊な知識を必要とする場面が多くありました。一方、太陽の光を必要としないため、雲で被われていても地表の様子を見ることができ、夜でも観測可能であるなど利点も多く、今後の衛星データ利用の拡大においては重要な存在です。

 スペースシフトは、今後もSAR衛星データの解析のためのソフトウェア開発に経営資源を集中させることで、世界中のあらゆるSAR衛星事業者、衛星データ利用者が必要とする高度な衛星データ解析技術を提供し、地球全体のあらゆる変化を検知可能にすることで、社会活動の最適化、持続可能な社会の実現に寄与します。

■株式会社スペースシフト 代表取締役CEO 金本成生のコメント
「衛星データとAIを組み合わせてさまざまな変化を自動的に検出する技術が、世界的に大きなビジネスになろうとしています。弊社は、衛星数の増大を背景に今後活用が進むSAR(合成開口レーダー)衛星のデータ解析に必要な技術をAIを活用して開発することで、これまで検知できなかった微細な変化を天候や時間に左右されず検知可能とし、衛星データ利用の可能性をさらに広げ、持続可能な社会の実現を目指します。」

■宇宙フロンティアファンド 代表 見學信一郎 様のコメント
「2020年代は衛星データの利活用が地球上の様々な社会課題を解決していく10年となるだろうと考えています。斬新なソフトウェア開発手法を目指すスペースシフト社の先見性に期待しています。本邦ニュースペース産業のまさしくフロンティアを切り拓いていただきたいと願っています。」

■株式会社環境エネルギー投資 取締役 細谷賢由 様のコメント
「SAR衛星のデータ解析技術は災害の被害把握やインフラ監視といった様々な用途に活用可能です。持続可能な社会の実現にはなくてはならぬ技術であり、その領域に挑戦するスペースシフトの今後の成長に期待に期待するとともに、弊社も全力でご支援させて頂きます。」

調達先概要
社名:スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー株式会社
本社所在地:東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス6階
代表者:代表取締役 見學 信一郎
事業内容:宇宙空間の活用の実現に資する技術を有するベンチャー企業・プロジェクト等への投資事業
Webサイト:https://sparxsif.com/

社名:株式会社環境エネルギー投資
本社所在地:東京都品川区東五反田5-11-1
代表者:代表取締役社長 河村 修一郎
事業内容:環境・エネルギー分野に特化した、日本で唯一のベンチャーキャピタル
Webサイト:http://www.ee-investment.jp/